妊娠に必要な葉酸ってどんなもの?妊活中から摂取すべき大切な理由

妊活中、体に良いものを色々調べる方も多いと思いますが、葉酸サプリって高確率で目にしますよね。
葉酸サプリのCMも沢山流れていますし、何となく妊活中・妊娠中の方に良さそうなサプリなのですが…
具体的になぜ葉酸を摂らなければいけないのか、曖昧な方も多いのではないでしょうか?

実は葉酸は、赤ちゃんが育っていく過程でとても大切な栄養素なんですよ!
今回は
・妊活中の葉酸摂取でどんなことが期待できるのか
・なぜ妊娠前から葉酸サプリを飲まないといけないのか
・食事ではなくサプリメントで葉酸を摂取すべき理由
・過剰摂取による悪影響


この辺りを解説していきたいと思います!
葉酸サプリが気になっている妊活中の方、とっても大事なことなので是非見ていって下さい(。>ω<。)ノ

そもそも葉酸って何?

葉酸は水溶性のビタミンB群の仲間で、植物の葉に多く含まれている栄養素です。

主な働きは次の通りとなります。
♡造血作用
ビタミンB12とともに赤血球の生産を助ける働きがあります。
不足すると巨赤芽球性貧血という悪性の貧血が見られます。
♡細胞の分裂・増殖を促す作用
DNAの合成に関わり、細胞分裂を促します。
♡胎児の先天異常を予防する
妊娠を計画している人が摂取することで、先天異常のリスクを防ぎます。
♡ホモシステインの血中濃度を下げる
ビタミンB6とともに動脈硬化の原因ともなるホモシステイン値を下げる働きがあります。

妊活中~妊娠中に摂るとどんな効果があるの?

胎児の神経管閉鎖障害の予防

厚生労働省では妊娠を希望する女性に対して、サプリメントなどから付加的に400㎍の葉酸を摂取するよう推奨しています。
その理由は、妊娠初期に胎児に起こる神経管閉鎖障害のリスクを減らしてくれることにあります。
DNAの合成や正常な細胞分裂を促す葉酸が母体に十分あることで、神経管の正常な発達を助けてくれるのです。

他にも葉酸は口唇・口蓋裂や先天性心疾患のリスクを低減することが報告されています。

葉酸サプリが胎児の障害低減に効果的なのは世界各国の多くの研究でも明らかで、およそ50~70%程度発症リスクを抑えることができると言われています。
現在もアメリカをはじめ、53か国でパンなどの穀物製品に葉酸が配合されており、神経管閉鎖障害の発生件数が減少したことも確認されています。

ですが日本ではまだまだ認知度が少なく、厚生労働省が2000年に通知を出して以降も、発症率が改善されていないのが現状です。

なぜ妊娠前に葉酸を摂らないといけないの?


妊娠初期に起こるこれらの障害の予防のために、なぜ妊娠していないうちから葉酸を摂らないといけないのか。

それは神経管の形成時期にあります。
脳や脊髄など、中枢神経系のもととなる神経管は形成される時期が非常に早く、着床からわずか1カ月以内、妊娠6週目までに出来上がります。

この時期に神経管が上手く形成されないと障害として現れてしまいます。

神経管のどの部分に閉鎖障害が起こるかで状態も変わってくるのですが、
・脳の形成不全である無脳症
・運動障害や排泄障害を引き起こす二分脊椎

が主な障害となって現れます。
特に無脳症は生存率が非常に低く、流産や死産の多い恐ろしい障害です。

妊娠6週目というと、時期としては生理予定日を2週間くらい過ぎた位の早い時期ですよね。
ですが、妊娠に気付かない人も多いこの時期には、もう既に神経管が出来上がってしまっているのです。
そのため、妊娠前からの摂取が求められているんですね。

ただ、妊娠初期からの葉酸摂取でもリスクを下げられたという報告もあるので、完全に手遅れという訳ではないようです。
多くの研究でも妊娠3カ月(妊娠12週目)までの摂取で効果があるとされています。
特に妊娠初期は週数にずれが生じることもよくあるので、妊娠が分かった時点でなるべく早く摂取するようにしましょう。

葉酸は食事からの摂取ではいけないの?


「葉酸は食品にも普通に入っているビタミンなのだから、わざわざサプリで摂らなくても…」
と思いますよね。
ですが研究で効果のあった葉酸は、食事から摂れる天然葉酸ではなく、サプリなどに入っている合成葉酸(モノグルタミン酸型葉酸)の方なのです。
天然葉酸に神経管閉鎖障害のリスクを下げたという報告はありません。

厚生労働省のHPにある『日本人の食事摂取基準』でも

↑のように
400㎍/日のプロテイルモノグルタミン酸(サプリメントや強化食品)の摂取が望まれると書かれています。

しかしDNA合成や造血に関わる葉酸は、妊活中の体作りにも、ママや胎児の健康にも役立つ重要な成分なので、食事の中にも意識して取り入れて下さいね。

ちなみに葉酸が多い食品は次の通りとなります。
・枝豆…260㎍
・アサツキ…200㎍
・アスパラ…180㎍
・ブロッコリー…120㎍(いずれもゆでた状態・100g当たり)・パパイア(1個)…71.5㎍
・イチゴ(中5粒)…68㎍
・夏みかん(1個)…41.3㎍
・柿(1個Lサイズ)…39.3㎍

過剰摂取による問題は?


葉酸は排出されやすい水溶性ビタミンなので、過剰摂取による影響はほとんど聞かれていません。
しかし葉酸の摂り過ぎはビタミンB12欠乏症の診断を困難にし、悪化させる恐れがあると言われています。
また、まれに発熱や蕁麻疹、かゆみを伴う葉酸過敏症を起こす可能性があります。

子どもへの影響としては、妊娠後期に葉酸サプリを毎日1,000㎍摂取し続けることで、生まれた子どもの喘息の発症リスクが高まったとの報告があります。
(1998~2005年オーストラリアのコホート研究より)

日本でも葉酸の1日当たりの上限摂取量は(サプリで)1,000μgした時のみとなっており、普通に食事やサプリから葉酸を摂取するだけでは過剰摂取にはなりません。
熱や水に弱い食事中の葉酸は吸収率も50%以下と低いので、摂りすぎても過剰摂取になることはまずありません。
サプリの量だけ気を付けて、しっかり葉酸を摂って下さいね。

まとめ


妊娠超初期から作られ始める赤ちゃんの神経管。
その正常な発達のために葉酸は必要で、超初期だからこそ妊娠前からの摂取が求められているんですね。

ただ、この障害は1万人に6人(中絶除く)と発生件数が低く、葉酸を摂らなければ必ずしも発症するものではありません。
逆に先天異常は葉酸不足の他に遺伝的要素も原因となるので、葉酸を飲んだからと言って100%予防できる訳ではありません。

葉酸を摂る前に妊娠が分かったとしてもあまり気に病まず、分かった時点で飲み始めるようにして下さいね。




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